私ども鈴与カーゴネットグループは、1996年に前身会社を設立、「共生（ともいき）」の企業理念を礎に、国内のトラック輸送サービスを通して様々なお客様に支えられ、現在では全国44拠点、車両保有台数は2,600台を保有するまでに成長させていただきました。

私自身が運送事業に関わってから、もうすぐ20年が経過しますが、現在の私の心にあるのは「社員が、誇りをもって働ける運送会社にしたい」という思いです。物流は社会のインフラとして欠かすことのできない存在であり、お客様の思いの詰まった商品は、それを必要とされる・する方に届いて初めて価値が生み出されます。日常生活を営むあらゆる場所に、物流サービスの存在が関わっています。しかしながら、現在、労働人口の減少等、社会環境の変化により「モノが当たり前に届く社会」が、脅かされる状況になってきております。こうした課題に対応すべく、鈴与カーゴネットグループでは、約20年前より「中継輸送」や「フェリー輸送」の導入を進め、ドライバーが安心して働ける環境を整えるとともに、持続可能なサービスの構築に取り組んでまいりました。また、「モーダルシフト」や「共同配送」を通して、輸送中に排出されるCO2削減を推進し、環境負荷の軽減にも取り組んでおります。

これらの取り組みの根底にあるのは、「安全を第一に、お客様に感謝される企業であり続けたい」という強い信念です。
社員一人ひとりが自身の仕事に誇りを持ち、「この会社で働いて良かった」と実感できるような環境を整えることが、私の重要な使命だと考えています。そして、お客様からの信頼と感謝の言葉が、社員のモチベーションをさらに高め、企業の発展へとつながるのだと確信しています。

これからも鈴与カーゴネットグループは、「共生」の精神で、社員・お客様・社会、そして環境との調和を図りながら、
更なる成長を目指してまいります。
引き続き、皆様の温かいご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

代表取締役社長